5.1 学びについて 5.2 行動について 5.3 大学生活全般について 5.4 通学マナー 5.5 学内マナー 大学は教育機関であると同時に研究機関でもあります。高校までの勉強と異なり、教員から一方的に教育を受けるだけではなく、教員とともに新たな学問分野を探求していくことも可能です。受け身で学問を進めるのではなく、積極的に取り組み、成果をあげられるよう努力してください。 成績評価については、一定の出席をしていても試験、提出物、レポート等の内容が不十分であれば、科目の履修が終了したことにはなりません。また、他者(インターネット等の情報を含みます)のレポートの盗用等は、不正行為として厳しく処分されることを自覚してください。高校までとは異なり、努力が不足すれば単位不認定となり、単位不認定が多ければ簡単に留年してしまいます。結果を得るための努力を惜しまないよう心がけてください。 大学生は12年の学校教育課程を修了し、社会に出て活躍する同世代もいる年齢です。社会的責任を果たすには、まず社会のルールを知り、遵守していかなければなりません。自分の行動により導かれた結果に対して、自らが責めを負うことにならないため「知らなかった」、「分からなかった」といった弁明は通用しないことを理解してください。他者に対し「何とかしてください」と安易に助けを求めることがないように、常に自分の行動が間違っていないか確認することを心がけてください。 大学の4年間は多くの学生にとって、社会に出るまでに得られる最後の自由時間です。この時間を有意義に使うか無為に過ごすかは、その後の人生に大きな影響を与えます。誰にもできない自分だけの経験を得ることができれば、社会の中での自分自身の価値を高めることができ、就職活動等にも必ず役立つはずです。時間は平等に与えられています。時間を無駄に使うことのないようにしてください。 通学マナーは目白大学学生が社会に対して果たすべき責任の一つです。公共交通機関を利用する際、特に最寄りの駅から大学へのバスの中での会話や、優先席を譲らない行為、またバス停で列に割り込むなど、マナーに欠けている学生が少数います。地域の方々が不快に感じることがないように心がけてください。少数の学生への悪い印象が、大学全体に影響することを忘れてはなりません。 自動車通学の学生の中には、住宅街の狭い道で荒っぽい運転をするなど、運転マナーを無視している学生も見かけます。近隣の方々に迷惑をかけないように自覚を持って運転してください。 キャンパスの中には約1,200人の学生教職員がいて、目白大学耳科学研究所クリニックも並存しています。その中でお互いが気持ちよく過ごすためには、マナーを守ることが必要です。自分だけが快適に過ごすことばかりを考えるのではなく、他者のことを思いやる気持ちを持ってください。 特に注意すべきマナーが喫煙・飲酒に関することです。20歳未満の喫煙・飲酒は法律で禁じられており、良識ある行動が求められます。喫煙しない者にとっては煙草の煙はとても不快に感じるものであり、喫煙後の火の不始末による火災の危険もあります。喫煙は必ず定められた喫煙所でしてください。また吸殻(電子タバコを含む)を喫煙所内の灰皿以外に捨てないでください。 5. 目白大学における学生生活について 19
元のページ ../index.html#21