言語聴覚学科は、ことばや聞こえ、摂食嚥下に障害のある人が豊かな生活が送れるよう、障害状態の評価並びに訓練及び指導などにより適切に支援できる人材を養成する。 この目的を達成するために、全学共通科目及び本学部と本学科の専門科目を履修し、卒業に必要な単位数を修得することによって、全学共通の学士力および本学科の専門基礎力を獲得できたと認められる学生に対して、学士(言語聴覚学)の学位を授与し卒業を認定する。 ■学修目標 ①【知識・理解】医学・行動科学・言語・教育・福祉および言語聴覚療法分野の基礎的な知識を有し、言語聴覚療法における課題に対処するための知識を習得する。 ②【能力】コミュニケーション力を身につけ多様な他者と良好な関係を築き、適切な言語聴覚療法が実施できる。 ③【態度・志向性】現代社会の課題や問題に対し、多角的視野に基づく言語聴覚療法に関する知識や技術をいかして主体的に取り組み、解決に向けて思考し、判断することができる。 ■専門基礎力 1.基本的知識・理解 (1) 基礎医学に関する基本的知識と理解 (2) 発達段階に応じた認知・コミュニケーション・摂食に関する基本的知識と理解 (3) 疾病および障害に関する基本的知識と理解 (4) 言語聴覚療法の分野に関する基本的知識と理解 (5) 福祉・心理・行動科学・教育・言語に関する基本的知識と理解 2.基本的能力 (1) 問題を発見し解決する能力 (2) 多様性を理解する能力 (3) 実証的研究を行う能力 (4) 論理的に思考する能力 (5) 他職種と協働する能力 (6) 適切にコミュニケーションをとる能力 (7) 言語聴覚療法の分野における基礎的な臨床能力 (8) 法令・倫理を守り適切に行動する能力 3.基本的態度・志向性 (1) 言語聴覚士にふさわしい態度 (2) 言語聴覚療法の専門知識に対する探究的態度 (3) 他者への配慮的行動と寛容な態度 (4) 他職種と連携し協働する態度 (5) 自己を省察して成長しようとする態度 言語聴覚学科 42
元のページ ../index.html#44