保健医療学部の教育課程は「共通科目」と「専門教育科目」に大別され、「専門教育科目」はさらに「専門基礎科目」と「学科専門科目」に細分されます。これらは授業科目を系統的に配置することで、基礎学力と広い学問的教養に基づく専門知識・技術の習得を目指しています。 「学科専門科目」においては、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士としての必須の科目を学習し、またそれらの知識をもとに、関連施設において、患者・高齢者・障がい者を対象に臨床実習を行います。 豊かな人間性・社会性と市民的教養をもち、国際化、情報化社会に対応できることを念頭に置き、基礎教養と専門教育への基礎を兼ねた科目を学習する。 理学療法学科・作業療法学科の2学科に共通な医療関係の基礎になる科目を学習する。 理学療法士としての必須科目を学習する。いわば、理学療法学科における学習研究の根幹をなす科目である。 詳細は次ページ「卒業要件」欄外の※2を参照。 ※各臨床実習に関する詳細は別に定める。学生便覧【学生生活】「目白大学保健医療学部履修規程」を参照。 研究計画、データ収集、データ分析、論文に関する詳細は卒業研究のシラバスを参照。 共通科目 専門教育科目(専門基礎科目) 専門教育科目(理学療法専門科目) 自由選択科目 臨床実習に関する事項 卒業研究に関する事項 年次 ○見学実習 2 理学療法士として必要な接遇や検査方法の見学を行う。一部の検査・測定については見学から模倣を実施し、検査の目的と実施方法を理解する。実習後は報告会を通じて障害像の理解を深める(1週間)。 ○評価実習 3 臨床教育者の指導の下、理学療法評価(検査・測定)の模倣・実践を行う。理学療法評価の目的を理解し、評価手技の向上をはかる。実習終了後は症例報告会を通じて理学療法評価についての理解を深める(4週間)。 ○総合臨床実習Ⅰ 臨床教育者の指導の下、理学療法評価と基礎的な理学療法手技の模倣から実践を行うことを目標とする。実習後は症例報告会を通じて患者の理解を深める(7週間)。 ○総合臨床実習Ⅱ 総合臨床実習Ⅰを基礎とし、担当患者の理学療法評価の実践、問題点やプログラムを理解した上で、臨床教育者の指導の下、理学療4 法を実践する。また、他職種との連携を図り、診療スタッフの一員として行動をする。実習後は症例報告会を通じて担当患者の理解を深め、患者の将来像を考える知識を養う(7週間)。 ○地域リハビリテーション実習 訪問リハビリテーションや通所リハビリテーションを実践する施設での見学や利用者の状況把握などを通じて、地域理学療法の目的や意義を理解する。また、地域における他の職種・事業所との連携、家族との関わり方について理解を深める(1週間)。 概要 7. 理学療法学科 教育課程と履修要項(2024年度入学生) 16
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